暗号資産(仮想通貨)市場では、同じカテゴリーに属する銘柄であっても、状況次第で評価が大きく分かれます。
2026年1月上旬、プライバシーコインと呼ばれる分野で、その明暗をはっきりと分ける動きが観測されました。
主役となったのは、モネロ(XMR)と、ジーキャッシュ(ZEC)です。
モネロは静かに評価を回復、時価総額トップへ
モネロは1月8日、プライバシーコインの時価総額ランキングで首位に返り咲きました。
価格はおよそ460ドル前後で推移しており、2025年12月下旬に一時記録した490ドルに迫る水準です。
特筆すべき点は、ここ数週間で大きな材料が出ていないにもかかわらず、
- 価格の下振れが限定的
- 他のプライバシー系アルトコインを安定してアウトパフォーム
している点にあります。
2025年後半は、資金が一時的にZECへ流れ、モネロの存在感が薄れる局面もありました。しかし現在は、その資金シフトが巻き戻されつつあると見る向きが増えています。
過去の懸念材料は、すでに織り込み済みか
モネロは2025年9月、過去最大規模のブロック再編成を経験し、ネットワークの安定性に疑問が投げかけられた経緯があります。
ただし現在では、
- 恒常的なセキュリティ問題ではない
- 長期運用を揺るがすリスクではなかった
という見方が市場に広がっています。
結果として、「技術的信頼性が再評価されている段階」と捉えることもできそうです。
ZECは開発体制の混乱が直撃、価格は急落
一方で、ジーキャッシュを取り巻く環境は厳しいものとなっています。
開発を主導してきたエレクトリック・コイン・カンパニー(ECC)では、
親組織の理事会との対立を背景に、開発メンバー全員が辞任する異例の事態が発生しました。
ECCのCEOであるジョシュ・スウィハート氏は、退任した開発者が新会社を設立すると説明していますが、
- 今後の開発主体は誰が担うのか
- ロードマップは継続されるのか
といった点は、依然として不透明です。
この影響を受け、ZECの価格は一時15%近く急落。
その後は小幅に持ち直したものの、年末にかけての上昇分を一部失う結果となりました。
資金は再びモネロへ?仮想通貨おすすめ銘柄を考える視点
これまでZECは、
- 規制強化への耐性
- ウォレット統合を巡る期待
などを背景に注目されてきましたが、足元ではリスク回避的な資金がモネロへ戻っているように見えます。
短期の値動きだけでなく、
「開発体制の安定性」「中長期での信頼性」
が、仮想通貨おすすめ銘柄を選ぶうえで重要になっている点が浮き彫りになっています。
プライバシー技術は2026年の重要テーマに
この流れは、特定の銘柄だけの話ではありません。
米国の著名ベンチャーキャピタルである**アンドリーセン・ホロウィッツ**の暗号資産部門(a16z crypto)は、
「2026年にはプライバシー機能が競争優位性の中核になる」との見解を示しています。
プライバシーは、
- 規制
- 実用性
- ユーザー体験
の交差点に位置するテーマであり、今後はより広い暗号資産分野へ波及していく可能性があります。
ビットコイン側でも進む“機能拡張”の動き
こうした流れの中で注目されているのが、ビットコインのレイヤー2構想です。
その代表例として名前が挙がっているのが、Bitcoin Hyper(HYPER)です。
Bitcoin Hyperは、
- ビットコインの高いセキュリティ
- ソラナ級の高速処理性能
を両立させることを目標に設計されたレイヤー2プロジェクトです。
ソラナ・バーチャル・マシン(SVM)を採用することで、
- DeFi
- ステーキング
- オンチェーンアプリ
といった機能を、ビットコイン上で直接展開できる環境を目指しています。
現在はプレセール段階にあり、
- 初期価格の割安感
- 上場後の成長余地
- 高利回りを想定したステーキング
といった点が注目を集めています。
リフィックスソリューションズの独自見解
今回のモネロとZECの対照的な動きは、
「技術」だけでなく「組織」と「継続性」が価格評価に直結するフェーズへ、市場が移行していることを示しています。
リフィックスソリューションズでは、
- 一時的な話題性
- 短期の価格変動
だけで仮想通貨おすすめ銘柄を判断するのではなく、
開発体制・思想・長期運用の現実性を重視すべき局面に入ったと捉えています。
プライバシーコインとビットコイン拡張系プロジェクトは、
それぞれ異なる役割を持ちながら、次の市場テーマを形づくる存在になっていくでしょう。
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